ごあいさつ

平素は格別なるご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

創立は大正7年(1918年)2月21日、県の蚕業奨励振興施策の一環として、県の強力な斡旋のもとに、株主304名、資本金10万円で主に蚕種の製造ならびに販売を目的として、初代社長国分謙吉を擁して盛岡市に設立されました。国分謙吉は昭和22年4月から昭和30年4月任期満了まで通算2期8年間、第二次世界大戦後、初の民選知事として県政を担当し、農民知事として県民からも親しまれました。

その後、大正9年11月、県を通して二代社長松田覚太(兵庫県出身)が専務支配人として招聘され、イタリアなどから繭を取り寄せ交配し、品種改良を行い、品質向上された生糸の生産ができる繭を供給することにより、会社の再建に尽力しました。

戦前の岩手県農業の基幹は蚕業の発展にありましたが、戦後は食糧増産の一環として、米作り、りんごやぶどう等の果樹栽培、畜産振興等と変化してきたことに伴い、弊社も農薬、肥料、農業機械、農業資材、飼料等の販売及びアフターサービスに移行し拡大、発展を遂げて参りました。

21世紀農業については厳しさも増してきてはおりますが、大都市圏また海外への食料基地としての岩手県農業の発展も見込まれ、新たなバイオテクノロジーや環境・安全への取組や、変化の先取りをしながら、新たな市場へも進出し、農業生産資材の供給を通して農業経済の発展に協力していきたいと尽力しております。

今後とも、皆様方のご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

 

岩手農蚕株式会社
代表取締役社長 松田和秀

 

社是

我が社は、社業のたゆみない発展を図ることにより、社会経済の伸展に寄与すると共に、働く者、自らの生活を豊かにするために存立する。